特定技能外国人労働者の受け入れについて

 建設分野における特定技能外国人労働者につきまして、2022年8月30日に制度改正を行い、建設業種全てで受け入れが認められました。
 それに伴い、「冷凍空調」職種での受け入れも可能となりました。
 技能実習の「冷凍空気調和機器施工」職種として、実習している外国人の方も、技能実習が良好に修了した者についても、特定技能1号への移行が可能となりました。
 制度改正において、新たに業務区分として「土木」、「建築」、「ライフライン・設備」の3つに集約され、管工事業は「ライフライン・設備」の業務区分となり、よって「冷凍空調」も「ライフライン・設備」となります。

 特定技能外国人労働者の受入方法については、基本的に ①海外で研修を実施し海外試験に合格 ②海外試験に合格 ③技能実習生からの移行 の3つの方法があります。
 ①と②については、(一社)建設技能人材機構(JAC)が行っております。

 また、特定技能外国人労働者を受け入れる際には、さまざまな手続き、届出等が必要となり、建設業登録や建設キャリアアップシステムへの登録、JACへ入会等が必要となります。

 ただし、JACへの入会については、日設連がJACへ加入(2022年10月1日付)しているため、日設連の会員企業については、JACへ入会する必要はありません。(JACへの年会費24万円が免除されます。)
(特定技能外国人労働者受け入れの際には、国土交通省に「建設特定技能受入計画」の認定を受ける必要があり、日設連の会員証の写しが必要となります。会員企業には発行していますが、紛失等された場合には、日設連事務局までお問い合わせください。)

制度の概要
国土交通省 (一社)建設技能人材機構(JAC)